その他お役立ち・富士神社

東京都文京区本駒込5-7-2

街情報・お富士さん 富士神社

富士神社は、元々現東京大学構内にありましたが、
加賀金沢藩上屋敷の敷地となったため、
寛永年間（1624～44）にこの地に移転しました。

地元の人々に「駒込のお富士さん」として親しまれたといわれる、富士神社は、読んで字のごとく「富士山」と関係があります。

富士山の信仰は昔からあり、江戸時代には江戸の町に50ヶ所の富士講があったとも言われています。
富士講とは、参拝登山に行くために組まれるグループ（宗教団体のようなもの）で代表者が富士山参拝に向かい、参拝に行けない子供や女性、お年寄りは周辺に築かれた富士塚（模型の富士山）を富士山に見たてて参拝しました。
文京区内には「駒込のお富士さん」護国寺の「音羽の富士」、白山神社の「白山富士」がありましたが、駒込のお富士さんの富士塚が最も盛大だったそうです。
富士塚は一説によると前方後円の古墳とも言われています。

毎年富士登山が解禁される6月30日、7月1日の「お山開き」の日には、広い境内に多くの露店がでるお祭りが開かれにぎわっています。

TEL：03－3823－7894